Shunsuke215’s blog

家庭菜園について詳しく説明するブログです。このご時世を家庭菜園で有意義なものにしませんか?

スイカの栽培方法!(其ノ弐)

本日は、昨日あげた記事の予告通りスイカの栽培方法の説明の続き、プラス最近の僕の家庭菜園事情について書いていくつもりだったのですが尺が十分に取れそうなのでスイカの栽培方法の残り一本立てでお送りしたいと思います。どうぞ、最後までお付き合い下さい。

前回は、親ヅル、子ヅル、孫ヅルの説明をして終わっていたと思います。(前回の記事を読んでいない方は是非読んでみてくださいね。)

まずは何故これまで使ったことのなかったこれらの単語を出てきたのかについて書きたいと思います。

実は、スイカって親ヅルに雌花が咲かないんですね(というかそもそも付かないんです。つぼみすら)。親ヅルだけをどこまで栽培しても、受粉することすら出来ないわけなんです。

その点子ヅル、孫ヅルには、雌花は咲いてくれます。スイカは進化の過程でこうなったんでしょうが、栽培するとなるとここで手間取ってしまうのですね。なので、子ヅル、孫ヅルを伸ばして栽培することが、スイカ収穫への道でございます。

では、どうすれば子ヅル、孫ヅルは伸びるのか?

親ヅルを摘芯するのです!

これが今回の肝心なところです。葉を5~6枚残して芽を摘んでくださいそうすることで脇芽(子ヅル、孫ヅル)に養分が行き渡り、子ヅル、孫ヅルを伸ばすことが出来ます。それが終わったら、元気のいい子ヅルを4~5本程度残して他は摘んでください。

そして、これらの作業が終わった暁には収穫!

の前に人工授粉という名のこれまた肝心な作業があるのです。

皆さんご存じの方多いと思いますが、説明しておきます。人工授粉とは(今回のスイカについてであれば)雄花を摘んで、その花粉を雌花の雌しべの柱頭に付けることを指します。(雄花の花弁、花びらを全て取ると受粉しやすいです。)

一見簡単そうに見えます。作業自体はその通り簡単なのですが、実はこの作業を午前7:00までに行わないといけないのです。しかも雄花が初めて咲いた日の朝ですから、夕方もしくは夜のうちに明日はこの雄花が咲きそうだ、それにこの雌花も咲いているだろうと予想し、アラームをセットしないといけないのです。(時間帯について諸説ありますが、実体験も考慮しております。因みに花粉の働きが活発なのが初めて咲いた日の午前7:00くらいまでということに基づいています。)

これで準備完了!後は収穫を待つだけですがこの期間が長い!!想像以上に長いです。大玉だと45~50日、小玉だと35~40が一般的です。もう少し長くてもいいと思います。収穫の時期を逃してしまうと家庭菜園では、致命傷なので細心の注意を払ってください。

これでやっと美味しいかは別としてスイカを収穫することが出来るのです。

他の野菜に比べると、これでもかというくらい作業が多ので、栽培するなら、張り切って頑張ってください!収穫までは待ち遠しくて仕方ないと思いますが、しっかり熟すのを待ってくださいね。

一株から小玉スイカは、2,3個取れたらおおいほうです。1個でも十分だと思います。

前回美味しかったと書きましたが、実は僕はスイカを食べれないのであれは家族の感想です。すいませんでした。

今回は尺が余ると思っていましたが、これまでの記事の中で最も長い記事になってしまいました。

読んでくださりありがとうございました。

以上で2回に渡るスイカの栽培方法を終えたいと思います。何かあればいつでも質問等待ってます。スイカは皆んなが喜ぶ魔法の野菜だと思うので、是非栽培してみてください。難しいですよ、それ故達成感がすごいです。次回は、今回書けなかった僕の家庭菜園事情を書きたいと思います。

よろしくお願いします。では、また次回‼︎